もりのみやキューズモールBASE徹底解剖!屋上トラックの真相と評判
かつて幾多の名勝負が刻まれた日本生命球場の記憶を受け継ぎ、2015年に産声を上げた「もりのみやキューズモールBASE」。屋上に本物のランニングトラックを備えた異色の商業施設として誕生して以来、大阪城エリアの地域コミュニティと健康志向の都市生活者を支えるユニークな拠点として定着しています。
巨大なフラッグシップ型モールが消費の拡大を競い合うなか、東急不動産が手掛けたこの施設が提示したのは「モノを売る場」から「日常を健やかに整える場」への大胆な転換でした。本稿では、屋上トラックの驚くべき実態から、最新のテナント動向、リアルな混雑度や使い勝手、利用者の生の声まで、現場取材と客観的データに基づいて余すところなく解き明かします。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:屋上に敷設された「エアトラック」は1周300m・利用料完全無料の本格仕様であり、大阪城を望む唯一無二のウェルネス空間として機能している。
- 要点2:駅直結の好立地とライフスタイル特化型テナント(大型スーパー、まちライブラリー、スポーツ施設)により、短時間の日常利用から週末ファミリー利用まで高い利便性を誇る。
- 要点3:オープンモール型ならではの天候リスクやメガモールに比べた店舗数の少なさという特徴を理解し、目的を明確にして訪れることが満足度を最大化する鍵となる。
【真相解明】屋上を走れる「エアトラック」の全貌|なぜ日生球場跡地で話題沸騰なのか?
「商業ビルの屋上を人が全力で走っている」――初めてこの光景を目にした人は誰もが目を疑います。日生球場跡地の商業施設として開発が進められた際、東急不動産のキューズモールブランドが打ち出した最大の差別化戦略が、日本初となる屋上ランニングトラック「ヘルスエイド エアトラック」の設置でした。
日生球場(日本生命球場)といえば、かつて近鉄バファローズの本拠地として幾多のドラマを生み出し、関西の野球ファンに熱烈に愛された聖地です。その「スポーツの記憶」を都市の未来へ継承すべく設計されたのが、この地上約15メートルに浮かぶ円周トラックでした。
現地を訪れると、その開放感に圧倒されます。もりのみやキューズモールBASEのエアトラックは1周300メートル、人工芝が美しく敷き詰められた全3コースで構成されています。内側の2レーンが歩行者・ウォーキング専用、外側の1レーンがランニング専用と明確にレーン分けされており、速度差による接触事故を防ぐ配慮がなされています。驚くべきことに、この施設は利用料金が完全無料。施設内の階段やエレベーターから屋上に上がるだけで、誰でも自由に利用できます。
トラックのフェンス越しには、青空を背景に大阪城の天守閣や緑豊かな大阪城公園の稜線が広がります。夕暮れ時には都心の摩天楼に夕日が沈む絶景スポットへと変貌し、夜間は足元が美しくライトアップされます。日常の買い物ついでに軽くウォーキングを楽しむシニア層から、本格的なインターバルトレーニングに励むランナー、人工芝の上を無邪気に駆け回る幼児まで、世代を超えた人々が思い思いのリズムで身体を動かしています。

【2026年最新データ】アクセス・営業時間・駐車場料金の完全攻略スペック表
快適な来訪のためには、交通手段とコスト設計の把握が欠かせません。森ノ宮駅からのアクセス方法は極めてスムーズで、JR大阪環状線「森ノ宮駅」およびOsaka Metro中央線・長堀鶴見緑地線「森ノ宮駅」から徒歩約1〜3分、中央大通に面した好立地に位置しています。改札を出て連絡通路を進めば、迷うことなく施設エントランスへと到達できます。
車でのアクセスにおいても、中央大通および阪神高速13号東大阪線「法円坂」出口からのアクセスが良好です。気になるもりのみやキューズモールBASEの駐車場料金や営業時間、基本スペックを以下の比較表にまとめました。
| 項目 | 詳細・数値データ | 一般的な基準・相場 | 編集部の見解・評価 |
|---|---|---|---|
| 物販・サービス営業時間 | 10:00〜21:00(一部店舗を除く) | 10:00〜20:00または21:00 | 仕事帰りでもゆったり買い物ができる十分な設定。 |
| 核店舗スーパー営業時間 | 9:00〜24:00(セントラルスクエア) | 9:00〜22:00前後 | 深夜24時までの営業は周辺住民にとって圧倒的な利便性。 |
| エアトラック開放時間 | 9:00〜23:00(日祝は21:00まで) | 屋上庭園などは18:00〜20:00閉鎖 | 早朝の朝活ランから仕事帰りのナイトランまで幅広く対応。 |
| 駐車場収容台数 | 約400台(タイムズ運営) | 都心部中型施設:200〜500台 | 平日は余裕があるが、休日のピーク時間帯は満車リスクあり。 |
| 基本駐車料金 | 最初の30分無料/以降30分250円 | 大阪市内相場:30分300〜400円 | 無条件で30分無料が付帯している点は都心部として破格。 |
| 買い上げ割引サービス | キューズモールカード会員:+30分無料 2,000円以上購入:+1時間無料 5,000円以上購入:+2時間無料(最大合計3.5時間) | 1,000円で1時間 3,000円で2時間 | ポイントカードを提示するだけで滞在時間が伸びるため作成推奨。 |
【ランチ&テナント】店舗一覧とフードコートの最新動向を現地レポート
約50店舗で構成されるもりのみやキューズモールBASEの店舗一覧を俯瞰すると、明確なコンセプトが浮かび上がります。それは「健康・スポーツ」「地域コミュニティ」「日常の食」の3点に徹底特化している点です。
1階の中核を担うのは、スーパーマーケット「セントラルスクエア森ノ宮店」です。ライフコーポレーションが展開するフラッグシップ業態であり、高品質な生鮮食品やオーガニック惣菜が所狭しと並びます。さらに家電量販店のエディオン、大型スポーツ専門店スポーツデポが脇を固め、日常生活に必要なアイテムがワンストップで揃う構造になっています。
グルメ事情に目を向けると、もりのみやキューズモールBASEのランチ需要は平日・休日を問わず極めて活況です。2階に位置するフードコート「Q's kitchen」は、開放感あふれるガラス張りのテラス席を備え、うどん、ラーメン、ハンバーガー、丼物など家族連れに嬉しいカジュアルな名店が集結しています。中央部にはキッズスペースや小上がり席が用意されており、ベビーカーを押したママ友グループが気兼ねなく食事を楽しめる空間設計が光ります。
レストランフロアや路面カフェでは、定番のスターバックスコーヒーをはじめ、ヘルシーな定食を提供する和食処やイタリアンが充実。なかでも特筆すべきは、市民が持ち寄った本で棚が埋まる「まちライブラリー」と併設カフェの存在です。ここでは本を片手にハンドドリップコーヒーを味わえるだけでなく、定期的に読書会やワークショップが開催され、単なる商業空間を超えた知的なサードプレイスとして機能しています。最新のテナント情報においても、こうした地域密着型のウェルネス・カルチャー系ショップが安定した集客を牽引しています。

【実態検証】利用者の生の声と現場目線で見えた評判・混雑状況のリアル
オープンから年数を重ねた現在、実際に施設を利用している人々はどのような評価を下しているのでしょうか。SNSや各種レビューサイトに寄せられたもりのみやキューズモールBASEの評判・口コミを精査し、現場で得られたリアルな声を検証しました。
まず肯定的な評価として圧倒的に多いのが、「適度なコンパクト感と開放感の心地よさ」です。メガモールのように広すぎて歩き疲れることがなく、スーパー、ドラッグストア、書店、スポーツ用品店を短時間の動線で回れる点が、子育て世代やシニア層から絶賛されています。「大阪城公園での散歩とセットで立ち寄れる」「子供がエアトラックで走り回れるので夜ぐっすり寝てくれる」といったライフスタイルに根ざした高評価が目立ちます。
一方で、率直な不満やシビアな意見も散見されます。特に多いのが以下の2点です。
「巨大なショッピングモールを想像して行くと、ファッションやアパレル店舗が少なくて物足りない」
「オープンモールなので、真夏は強烈に暑く、真冬は寒風が吹き抜けて移動が厳しい」
また、もりのみやキューズモールBASEの混雑状況には明確な波が存在します。平日の日中は落ち着いており、ゆったりと作業や買い物が可能ですが、土日祝日の11:30〜14:00にかけてはフードコートの座席争奪戦が発生します。さらに、大阪城ホールで大規模なコンサートが開催される日は、開演前後にカフェや飲食店が来場者で埋め尽くされるため、訪問前のイベントスケジュール確認が必須と言えます。
一般に知られていない盲点とネットの誤解|来訪前に知るべき注意点
ネット上の情報やSNSの投稿には、時として誇張や思い込みによる誤解が紛れ込んでいます。初来訪時に失敗しないため、現場取材で判明した「知られざる盲点」を整理します。
第一の誤解は、「エアトラックは誰でもどんな履物でも走れる」という思い込みです。トラックの人工芝を保護するため、スパイクシューズやヒールのある靴での立ち入りは厳格に禁止されています。また、ランニングレーンは小学生以下のみでの走行が制限されており、安全管理のため保護者の同伴が求められます。ベビーカーについては歩行者専用レーンを押して歩くことは許可されていますが、ランニングレーンへの進入や放置は事故防止のため固く禁じられています。
第二の盲点は、「天候による利用制限」です。地上15メートルの屋外施設であるため、雨天時や強風・雷注意報の発令時はエアトラックが即時閉鎖されます。屋根付きの全天候型ドームではないため、「雨の日に子供を走らせよう」と考えて訪れると計画が崩れることになります。
第三に、あべのキューズモールのような「シネマコンプレックス(映画館)」は併設されていません。映画鑑賞を目的とする場合は、近隣の心斎橋や梅田、天王寺エリアへ足を延ばす必要があります。あくまで「日常の生活利便とウェルネスに特化した施設」であることを認識しておく必要があります。

【プロの結論】都市型商業施設としての真価と「選ぶべき人・慎重になるべき人」の基準
都市開発と消費社会の文脈から分析すると、もりのみやキューズモールBASEの存在は日本の商業施設計画における先駆的なケーススタディと言えます。
1990年代から2000年代にかけて隆盛を極めた「郊外型メガモール」は、広大な売り場に膨大なアパレルや雑貨を詰め込む「モノ消費の殿堂」でした。しかし、EC(電子商取引)の普及によって単にモノを買う場所としての商業施設は岐路に立たされています。そうしたなかで同施設は、モノを売ること以上に「健康的な体験」「緑と青空の心地よさ」「地域住人の交流」という体験価値(コト消費)に舵を切りました。かつてのスタジアムが持っていた熱狂を、日常的なウェルビーイングの場へと見事に昇華させています。
これらを踏まえ、編集部が導き出した「この施設を訪れるべき人・慎重になるべき人」の明確な判断基準は以下の通りです。
【選ぶべき人(訪れて満足度が高い人)】
・小さな子供連れのファミリー(安全に走り回れる空間、充実したキッズ設備)
・大阪城エリアでジョギングやウォーキングを習慣にしているランナー・健康志向層
・普段の生活に必要な買い物(食料品・日用品・家電)を効率的な短時間動線で済ませたい人
・図書館カフェや開放的なテラス席で、読書や軽作業を穏やかに楽しみたい人
【慎重になるべき人(ミスマッチを感じる恐れがある人)】
・1日中アパレルショップやトレンド雑貨を巡ってショッピングを満喫したい人
・最新の映画鑑賞やアミューズメント施設でのエンタメ体験を求めている人
・天候に左右されず、完全空調の効いた屋内だけで快適に過ごしたい人
【もりのみやキューズモールBASE】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:屋上のエアトラックを利用する際、予約や登録、利用料は必要ですか?
A1:事前の予約や利用登録、利用料金は一切不要です。開放時間内であれば、誰でも自由にエレベーターや階段から屋上に上がって利用できます。ただし、運動靴などの安全な履物で利用し、掲示されている走行・歩行ルールを厳守する必要があります。
Q2:施設内に小さな子供が遊べる無料の広場やキッズスペースはありますか?
A2:あります。屋外の「オアシスキッズパーク」には複合遊具やミニボルダリングが設置されているほか、2階フードコート内にも靴を脱いで遊べるキッズコーナーが整備されています。また、屋上エアトラックの内周エリアでも人工芝の上で安全に身体を動かすことができます。
Q3:買い物をしなくても駐車場が無料になる方法はありますか?
A3:最初の30分間は誰でも無条件で駐車料金が無料となります。さらに、入会金・年会費無料の「キューズモールフレンズポイントカード」をお持ちであれば、インフォメーションカウンター等での提示により追加で30分(合計1時間)無料サービスを受けることが可能です。短時間の立ち寄りであれば完全無料で利用できます。
まとめ:日常をアップデートする「ウェルネスモール」としての歩き方
もりのみやキューズモールBASEは、単なる買い物スポットという枠組みに収まりません。屋上で風を感じながら汗を流し、開放的なテラスで食事を楽しみ、新鮮な食材を手に入れて家路につく――都市生活のなかに無理なく「健やかなリズム」を組み込むことができる稀有な空間です。
華美なトレンド消費ではなく、日々の心地よさと心身の健康を大切にしたいとき、森ノ宮の青空の下に広がるこのオープンエアな拠点は、期待以上の充実した時間をもたらしてくれるはずです。 (出典: もり のみ や キューズ モール base(Yahoo!ニュース))